右手のミュート その1

2015-10-08

みなさん、こんばんは~♪
のんきな不定期更新の「のんぎぃー」です。

昨日、L.A.のリトル東京にあるバーで演奏してきました。
僕の演奏はイマイチでしたけど、
僕の曲をとても気に入ってくれたお客さんが声をかけてくれたりして
とても楽しい夜でした。

その人は現地の人、つまりアメリカ人なんですけどね、
「もし俺が歌が歌えるんだったら君の歌を歌いたいぐらいだよ~。」
なんて言ってくれました。

嬉しいなぁ~♪

僕の曲は日本語の歌詞だったんですけどね。
そんな事気にしないみたいです。

「雰囲気が良いよ、何かが心に触れるんだよ。」
ってニコニコしながら言ってくれて
それを見ているこっちまで嬉しくなりました。

音楽ってイイなぁ~って思う瞬間ですよね。

日本語の歌でも、日本語を話さない人に歌の気持ちは伝わるんですね。
あなたの音楽を大切に思う気持ちが音に乗って伝わるんです。

音楽は言葉の壁を軽く乗り越えて心に届きます。
それは頭で考えるというステップを踏まずに
心に直接響くからなんでしょうね。

あなたが音楽に対して素直になればなるほど
きっと、あなたの音は聴く人の心に届くようになると思います。

ぜひぜひ、音楽を、ギターを好きな気持ちを大切にしていて下さいね。

さてさて、今回は右手のミュートにいってみましょう。

左手が鳴っている音を切るミュートと
余計な音を出さなくするミュートがあるように
右手も2種類のミュートがあります。

1つ目は音を出さなくするミュートです。
これは左手が主に高音弦側を担当していたのに対して
右手は低音弦側を担当します。

さて、高音弦側は左手でミュートが出来たとしても
弾く弦が1弦や2弦になると、ミュートが出来ない低音弦が増えるので
低音弦が他の弦からの振動で共振しやすくなります。

するとどうなるか?

フレーズの裏でいつも低い音がうっすらと鳴り続ける状態になるため
弾いているフレーズが浮き上がらなくなってしまうんですね。

それを防ぐのが右手の大きな役目です。

さて、どうやるのか?

答えは単純♪
右手で弾かない弦を触っておけば良いんです♪
やり方としては、右手のひらの小指側の側面の手首近くの
肉付きが良いところで弾いている弦より低音側の弦に触れておくんです。
5弦を弾く時は6弦を、
4弦を弾く時は5弦と6弦を、
3弦を弾く時は4弦と5弦と6弦をという風に
弾く弦より低音弦は全て触れているのが理想です。
こうすることで低音弦側の共振は防げます。

最初はやりにくいと思いますが、
芋虫エクササイズで右手の振りを小さく心がけていてもらったと思うので
それをしていなかった時に比べると多少はやりやすくなっているはずです。
コツは弦を右手で上から抑えつけてしまわない事です。
あくまでも右手は触れているだけです。
ミュートにこだわるあまりに右手で抑えつけてしまうと
弦を弾く肝心の右手の自由が奪われてしまいます。
右手の自由を奪わない程度....これがポイントです。

別に右手の位置を固定する必要もありません。
フレーズによっては前の方で弾く事もありますし
ブリッジ寄りで弾く事もあります。

ちなみに、ピッキングの位置がネック寄りに行くと
甘く鼻が詰まったような音に
反対にブリッジ寄りに行くと固く引き締まった音になります。
これだけでも音色にバリエーションを持たせられるので
ぜひ色々と試してみて下さいね。

甘い音を出そうとしてネック寄りに行った時に
右手のミュートをどうしたらいいのか?
迷う事はありません、そのまま普段の位置のピッキング通りに
自然な感じで弦に触れれば良いんです。
要は低音弦の余計な振動を止めておけば良いだけの話なんですね。

もちろん、四六時中していなさいという話ではありませんよ。
でも、気がつけば右手が余計な弦をミュートしているという癖がつくと
あなたの弾く音はとてもクリアに聴き手に届くようになります。

大音量で弾くようになればなるほど、
この右手ミュートが大事になってくるので
ロック系の人はぜひぜひ身につけて下さいね。

さぁ、次はミュートシリーズの最後、右手の2番目のミュート方法です。
ロック系の方、必見ですのでお見逃し無く~♪

 

右手のミート(meat)でミュート(mute)するんです♪

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