たこの八ちゃん再び! オクターブって言ったら八ちゃんでしょう!

2016-05-14

みなさん、お久しぶりです。
すっかり過去の人となってしまった、のんぎぃーです。

いやぁ~、時が経つのは本当に早いものですね。

スタジオの製作やバンド活動に奔走していたら、あっという間に2014年になってしまいました。
かと思ったら、もう3月...。

歳をとると時間が経つのが早くなるといいますが、本当ですね。

もたもたしていると本当に何もせずに時間ばかりが指の隙間からこぼれ落ちていっていく危機感を感じます。

でも、焦ったところで良い結果は出せませんし、結局のところ、今自分ができることをできるペースでコツコツと積み重ねていくしかできないですし、それが一番尊い事なんじゃないかなぁなんて思います。

 

....このブログも、コツコツと積み上げていきたいのですが....。
(T^T)

 

こんなグダグダなブログですが、足を運んで下さる方、読者登録をして下さる方、ありがとうございますっ!!

 

久方ぶりとなりますが、前回の7度から先に進みたいと思います。

 

《目次》

8度音程

7度の次と言ったら、もちろん8度でしょう!!

8度と言ったらオクターブ

オクターブと言ったら、タコの八っちゃんでしょう!

 

みなさん、覚えていますか?
オクターブの解説の時にお話しした、タコの八っちゃんを。
ー>「オクターブは八っちゃんに学べ?

 

八ちゃんはその後、旅に出て様々な出逢いと別れを経験し、すっかりと成熟したダンディなオクトパスになったそうです。

今日はそんな八ちゃんから物事を柔軟に見る発想を学ばせてもらいたいと思います。

 

八ちゃんの代名詞となっている(?)8度音程は完全音程です。
ですから、長も短も無く完璧にビシッとしています。

 

....タコの柔軟性からは想像もできませんが...。

 

完全8度はP8(=Perfect 8th)と書かれたりします。

これが指板で見る完全8度、1オクターブの音の離れ具合です。

interval-8th

おぉ~、ついに来ましたね12フレット分!

まさに完全8度のオクターブ!!
物事が1周りしたかのような区切りの良さを感じます。

実際に12フレットから上の音の並びは、開放(0フレット)から12フレットまでの音の並びと一緒ですから、本当に1周分なんですね。

 

実際の演奏ではこんなに離れていたら同時には鳴らせませんから、こんな感じにコンパクトにまとめて使います。

interval-8th-3_6strings

こちらは一般的なフォームで、3弦~6弦で使用するバージョン。

 

interval-8th-1_4strings

こちらは1弦~4弦で使用するバージョン。
1フレット分広くなっているので気をつけて下さいね。

 

おぉっ!!
これはジャズギターの巨匠、ウェス・モンゴメリー先生の必殺技、オクターブ奏法の構えではないですかっ!!!

聴けば一発でそれと分かる独特の響き。

トランペットやサックスなどの力強いホーン(金管楽器)の音に、弱音楽器のギターが対抗するべく生み出された伝家の宝刀オクターブ奏法。

今でこそディストーションサウンドがありますし、アンプのパワーも桁違いですからホーンに負けることなんて想像もつかないかもしれませんが、昔はクリーンな音でペチペチいっていた時代ですからね。

それはそれは画期的な奏法だったわけです。

それを親指でブワンブワン言わせ、極上のメロディーとキレキレのリズムでギターを歌わせていたウェス・モンゴメリー。

今でもジャズギタリストの永遠のヒーローなのであります。

親指のパワフルさもさることながら、恐るべきはあの柔軟なオクターブの使いこなしと柔らかくも強烈なリズム感!

 

まさに、タコの八ちゃんばりです!

 

オクターブと言えば、前述のフォームが有名ですが、こういうフォームもあるので臨機応戦に使えるように両方とも慣れ親しんでおくと、いざという時にオイシイ思いができると思いますよ♪

 

interval-8th-b-1-5strings

こちらは1弦~5弦バージョン。

 

interval-8th-b-3_6strings

こちらは3弦~6弦バージョン。

 

オクターブは5度音程のパワーコード(俗称)ほどではないにしても、ギタリストにとっての武器になるサウンドではないでしょうか?

パワーコードを忘れた方はこちらもどうぞ♪
ー>『5っていったらパワーなんじゃぁ~!!

 

クリーントーンでキメれば、あら不思議!
それだけで、なんとなくJazzの香りが♪

低音域でディストーションサウンドでパワフルにキメれば、ロックやグランジな感じに♪

強くピッキングすると歪み感が感じられる程度に軽く歪ませて(クランチなサウンドって言われるサウンドですね。)中音域でザクザクっ、ザクザクっとリズムを刻むのもポップで印象的なパートになるかも♪

クリーンな音にしてでコンプをかけて高い音でブラッシングを交えてリズムを鳴らせば、Oh,
Funky~!!!

実に工夫次第で色んな使い方が考えられるのではないでしょうか?

1つのフレーズ、技を覚えたら音色やリズム、使う音域を考えながら想像力を働かせると
色んな世界が広がっていきますよ。

フレーズを沢山覚えるのも大切かもしれませんが、1つのフレーズを色んな場面で使えるように工夫するのは音楽的にとても価値のあることだと思います。

誰かのフレーズをコピーするだけに終わらずに、「おぉっ!こんなこともできるんだ!」なんて発見を楽しむのもギターの面白さだと思いますよ。(^^

きっとね、それがあなたのギタリストとしての個性になっていくんじゃないかなって思います。

日本だとギターの巧さに耳がいってしまいがちだと思うんですけど、こっちにいると巧い下手よりも「ノリ(グルーブ)」と「そのプレイヤーの個性(キャラクター)」を聞く人が求めているような気がするんですよね。

なんかね、もうね、理屈じゃないっていうのを感じます。

本当にね、単純明快です。

「Yeah~!!!!」ってなるか、「まぁ、いいんじゃないの~。」ってなるかっていう世界。

せっかく大好きなギターを手にしているんですから、
Yeah~!!! なギター弾きを目指したいものですね♪

それでは、また次回のトピックを楽しみにしていて下さいね♪

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