「基本」と「基本」を組み合わせると凄いことに!

みなさん、こんにちは~。

気がつけば今年も感謝祭の時期が終わり、LAはすっかりクリスマスシーズンになりました。
今年もあっという間に年末ですね。

いかがお過ごしですか?

季節外れのご挨拶がすっかり定番になってしまった、更新してるんだかしてないんだか微妙な線のブログオーナーこと、のんぎぃーです。

年をとると月日が流れるのが早く感じると言いますが、本当ですね。

個人的には2015年の春からいきなり年末に早送りされたような気分です。

すぐに続きを書こうと思っていたのですが、前回のトピックから2ヶ月も過ぎていたとは驚きです。

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「基本」と「基本」の組み合わせ

それでは、今日も本編を進めていきたいと思います。

前回のトピックでCメジャースケールの中指スタート3点を紹介させていただきました。

忘れてしまった方は、こちらをどうぞ。
ー>「「基本形」「4弦フォーム」「3弦フォーム」で1セット」

さて、前回のトピックの締めで『秘められたポテンシャルの一端をお見せする』と書かせていただきました。

今回のトピックでは、そのことを解説してみなさんに「おぉ~!」と驚いてもらおうと思います♪

…って、言い過ぎですけど。 (^^;

でも、ミニマム3点セットの可能性とその実用性の高さの一端を感じ取ってもらえるのではないかと思います。

スケール表とか、関連本での解説、音楽学校での講義など、ギターで使うスケールに関して多くの情報や考察が巷に溢れかえっています。

僕もいろんな雑誌に目を通したり、スケール本を何冊か買って勉強したり、学校で習ったり個人レッスンで教わったりしましたが、きちんと消化できたかというと全くそんなことはありません。

たくさんの黒丸が並ぶスケール表を覚えるなんて期末テストに出る英単語を丸暗記するようなものに思えてしまいます。

悲しいことに試験が終わればすぐに忘れてしまうんです。

せいぜい覚えているのなんてメジャースケールを一つか二つ。
それとペンタトニックの6弦ルートと5弦ルートの2パターン程度。

僕みたいなギター弾きさんも多いのではないでしょうか。

しかも、それを音楽的に弾けるかといえば決してそんなこともなく、ソロの出番になればスケールの音を勘と耳をたよりにバラバラと行ったり来たりするだけ。

なのに隣でキーボードプレイヤーは音楽的で説得力のあるメロディーをアルペジオを時折混ぜながら広い音域を縦横無尽に繰り広げていく。

こんな経験ありませんか?

一体この違いってなんなんでしょう?

楽器の特性の違いなのでしょうか?

それもあるかもしれませんが、僕はその原因の一端がスケール表にあるような気がしています。

スケール表を丸覚えしても、それをどう使うかまではなかなか分からないものです。

さらに言ってしまえば、その中でそれぞれの音の重要度の違いが見分けられないままで、結局変な音を伸ばして「あれ?変だな。」ってなったりして思うように自由になれないというもどかしさがあります。

どうやったら、スケールをもっと実際の演奏に役立てられるんだろう?

もっと音楽的にスケールで歌えるようになるにはどうしたらいいんだろう?

キーボードプレイヤーはどんな発想でああいうアプローチができるんだろう?

どうやったら両手に余るほどのスケールを覚えて使い分けられるようになるんだろう?

これは僕の長年の課題でした。

今も勉強中ですし、まだ取り組むレベルにまで達していない課題も山ほどあります。

でも、多少なりともそこをクリアしていくのに有効なツールを発見してからは、効率良くスケールを自分のものにできるようになってきていると実感します。

それが「のんぎぃー流ミニマム3点セット」として解説させてもらっているコンセプトです。

その飛び石の覚えやすさと実用性と展開力を少しでも感じ取ってもらえたら嬉しいです。

では、今日の本題に入りましょう♪

爺さまになる頃には少しはキーボードも弾けるようになっておきたいなぁと常々思っていまして、この夏から腰を据えてちょっとずつキーボードの練習をしているのですが、鍵盤というのは音楽理論を理解するのに実に都合が良くできていますね。

スケールなんて1つの並びを覚えたら全音域で同じ形で使えます。

ギターと違って指を広げる間隔も一緒。
弦の太さや硬さからくる押さえにくさの違いもありません。

覚えたことを素直に演奏に持っていける楽器だなぁと、その完成度の高さにつくづく感心させられます。

ギターもこうだったら、どんなに楽だろう。

そう思うことなんてしょっちゅうです。

でもね、ある時ふと思ったんですよ。

このキーボードのコンセプトをギターに応用できないかなぁと。

全く別の楽器と考えずに、音楽を違う方向からアプローチしているだけで、表現しようとしていることは一緒。

ただ、そのツールの使い方が違うだけで、同じ音符を使って音楽を生み出しているのだと発想を変えてみたんですね。

最初に鍵盤ありき、指板ありきではなく、まず最初に音符ありきと考えてみたんです。

考えてみれば、演奏者にとってはごくごく当たり前のことなんですけど、初級者や中級者にとっては意外とそうでもない場合が多いのではないかと思います。

TAB譜なんてその最たるもので、とりあえずこのマニュアルに沿って押さえていけば曲になるよという、手っ取り早く形を仕上げるためのツールです。

仕事の場に例えれば、分かりやすいかもしれません。

新入社員を教育するとしてもサービスの本質を抑えるには時間がかかるし、深く理解するには経験を積み重ねていかないと到達できない。

でも、そこまで待っているわけにはいかないから、とりあえず表面上形式上だけでも行動できるようにしておこうというマニュアルのようなものだと思います。

マニュアル通りに動けばそれなりに対処はできるようになりますが、そこで満足や油断あるいは自己完結して成長や理解が止まってしまっていたり、本質を理解していない対応のままだったりでは中身がありません。

本来なら、中身である「心」を表現するのが大切で、それが表面に現れたものがマナーだったり、親切な対応だったりします。

そして、そこから心が伝わり感動になっていくのだと思います。

心を尽くしてお客様に対応し、お客様に喜んでいただく。

お互いが喜びと感動という心の触れ合いで繋がり合えるのはとても素敵なことだと思います。

心がある人はマニュアルから自由に解き放たれることができ、また、意図しなくてもマニュアルにあることを体現していたりします。

心ない人はマニュアル通りに動いていても相手に不快な思いをさせてしまうこともあります。

マニュアルは、その意図する中身である「心」を理解できるようになるまでのツールやガイドブックだと捉え、さらにその先に踏み込んで人と心で繋がり合える存在に成長していくのが企業にとって望ましいのではないかと思います。

このように、経験や心がなくても形だけでも同ように動けるようになっておこうというのがマニュアルだとします。

*もちろん、資料や対応例という大事な面もありますから、マニュアルの意義を決めつけるようなつもりではありません。あくまでも、ここではマニュアルのこのような一面を例としてあげさせてもらいますね。

では、この例を音楽に当てはめてみましょう♪

TAB譜はその先に進むために手っ取り早く実際の演奏の場に身を置けるようになるためのツールだと言えると思います。

手っ取り早く効果的なツールですが、TAB譜にとどまっていては深みのある音楽を生み出すところまでは辿り着けません。

限界のあるツールなんです。

表現するべきは、その心であり、その心を表現する形を覚えるレベルに達するまでのツールに頼っていては先には進めません。

逆の発想をすると、先に進んだ人はそのツールを必要としなくなる、あるいは素早く未知の現象に対処するためのツールとして本来の役割に準じた使い方ができるようになります。

ツールに縛られるのではなく、ツールを自由に使えるようになるんですね。

物事をどちらから見るか、どこから見るかで、見えてくるものや受け取る印象は異なってきます。

この視点の違いは大切なことだと思います。

そして、さらに一段発想を広げて、ギターというツールを自由に使えるようになって、「心」を「音楽」という媒体として表現して(先の例で言うマナーや親切な対応)、あなたの演奏を聴いてくれる人と感動で繋がりあってもらえたらと思います。

そういうわけで、ここではキーボードとギターの垣根を飛び越えて、その先にある「音符」に向き合ってみたいと思います♪

鍵盤ではスケールは1オクターブ分を覚えれば十分です。

上にずっと登って行きたければ同じ配列を繰り返すだけですし、下にずっと降りて行きたい時も同じです。

でも、世に多く溢れているギターのスケール表の形は不規則で、オクターブがどこで変わっているかも分かりにくく、そのスケールの上端や下端から先にどう繋げていけばいいのか困ることが多いです。

自由にスケールをの音を使えばいいじゃんと言われても予め用意された水槽の中で泳いでいるような感じです。

水槽から飛び出て音の海の中を泳ごうと思っても、なかなかそこから抜け出していくのは難しいものです。

でも、鍵盤にはその発想がありません。

キーボードプレイヤーは88鍵の音の海に最初からいるんです。

もしかしたら、今度はスケール表がマニュアルになってしまって、そこに囚われている間は水槽の中から外を見ているだけなのかもしれない…。

スケール表を飛び越えていくには、さらに一段高いところから物事を見る必要が、音を考える必要がありますよね。

そうです。

スケール表でスケールを捉える発想から、音符でスケールにアプローチしていく発想の逆転をすることでスケール表の水槽の外に出られるんです。

そうすることで、スケール表の外からの視点を手に入れることが可能になって、スケールをツールとして自由に使えるようになっていけるんですね。

今回のトピックでは、ミニマム3点セットを使って飛び石を幅広く展開していく入り口のお話しをしたいと思います。

一般的なスケール表に慣れ親しんだ方は既に縦方向の動きには強くなっていると思います。

ペンタトニックスケールなんて、その代表みたいなものですよね。

メジャースケールだって、マイナースケールだって、ど~んとかかってきなさい♪

そう、ギター弾きさんは縦方向には強いんです。

でも、同じポジションで対応できる音域って2オクターブが限界です。

もっと上へ、もっと下へって思った時に困ってしまうことってありませんか?

僕は典型的な横に動けないギター弾きでした。

キーボードプレイヤーが幅広い音域でソロを繰り広げるのに自分は使える音域が限られていました。

キーボードプレイヤーは右に左にと幅広く鍵盤の上を指が踊っていきます。

ギターと違って縦の動きはありませんが、横の動きは無限かと思うほどの自由さを持っています。

もっと自由にギターを弾けるようになるには自分も横に音を展開していけるようになる必要があると痛感しました。

じゃぁ、隣のポジションのスケール表を覚えて…。

もちろん、それもやってみましたが、なかなか覚えにくい上に「自由に」っていうのとはちょっと違ったんですよね。

言ってみれば、水槽と水槽の間にホースがあって、そのホースを通って隣の水槽に移動する感じです。

もっと自由に泳げるようになりたいのに、結局移った先も水槽という…。

この水槽を並べていくというのが一般的なスケール表を使った横への展開方法だと思います。

覚えきってしまえば強力なんでしょうけど、僕にとってはそれはカタチに支配されてしまう窮屈さを感じるものでした。

しかも覚えるのが大変でねぇ。

さらに困ったことに、ポジションが隣に移ると違うカタチのスケール表をイメージしないといけなくなるので音楽をしているというよりはパズルを解いていくような気分になってしまうという有様に…。

これを自由と言うのだろうか?

自由になるためには乗り越えないとけない壁が高すぎるなぁと途方にくれたものです。

僕と同じようなことを思われた方も少なくないのではないでしょうか?

僕がお話ししているミニマム3点セットは、この大きな壁を楽に乗り越えるためにという発想から生まれました。

実は、前回までのトピックの内容だけでみなさんは既に横へ楽に展開することができるようになっているんです。

信じられないかもしれませんが、嘘じゃないんですよ。

実際にかなり広い範囲をカバーできるようになってるんですよ。

論より証拠ということで、実際に試してもらってその展開力を実感してもらいたいと思います。

それではっっ!!!!!

のんぎぃー流ミニマム3点セットの恐るべき展開力の高さをご披露したしますっ!!!!

どどどぉぉぉ~~~~~ん!!!!!
…あ、ちょっとくどかったですか? (^^;

では、まず5弦ルートポジションを1から5まで飛び石を渡ってみてください。

major-scale-5thstring-1to5

はい、いつも通りの慣れた道ですね。

そこで、確認のために6弦ルートバージョンを1からオクターブ上の1まで渡ってみてください。

major-scale-6thstring

これも簡単ですね。

では、ここで6からオクターブ上の1までの3つの飛び石だけを取り出します。

major-scale-4thstring-6to1

ここで最初の5弦ルートポジションの1から5と6弦ルートポジションの6からオクターブ上の1を組み合わせます。

major-scale-5thstring-wide1

あら、不思議!!

こんなに遠くまで飛び石が繋がっちゃいました!!!

しかも、新しい飛び石を発見したのではなくて、今まで慣れ親しんだ飛び石を組み合わせただけで簡単に水槽の壁を乗り越えてしましました。

いえ、もう水槽の壁そのものが消えてしまったと言ってもいいかもしれません。

5弦ルートの2から6弦ルートの3へ飛び石を乗り換えることだって簡単です。

major-scale-5thstring-wide2

1オクターブという川を縦にも横にも渡っていけるようになりました。

え? 横には完全には渡りきれていないですって?

何をおっしゃいますか♪

こちらのトピックを思い出してみてください。
ー>「スケール編開始! スケール、それは川面を渡るように 」

実は既に横方向への渡り方はマスターしているんですよ。

ミニマム3点セットと横一列のスケール飛び石を組み合わせると、とんでもなく凄いことになります。

3弦ルートから4弦ルートへだって同じように繋げていけます。

major-scale-3rdstring-wide1

major-scale-3rdstring-wide2

基本形を組み合わせるだけで、どれだけの範囲を飛び石で渡っていけるようになれましたか?

驚くべきは、この展開力をすでにあなたが身につけていたということです。

全く新しい飛び石をゼロから覚えたのではなく、積み木の重ね方をちょっと覚えただけです。
しかも、それはすでに身につけたことの一部を持ってきただけです。

前回のトピックでお話しさせていただいた基礎が重要だってこと、実感していただけましたでしょうか?

どうです?
高度な技も基礎の組み合わせだって思いませんか?

基礎をしっかりと一つ一つ積み上げてきただけで、今までとは別次元の世界に自分が入ってしまったような気がしませんか?

自分自身でさえそう感じるのですから、それをはたから見ている人はどう思うでしょう?

でも、あなたにとっては1つ1つの基本を身につけてきただけです。

こういうのって面白いですよね。

なんのマジックも無いんですよ。

トピックにしてほんの数回のお話です。

これから先の小さな基礎的な事を1つ1つきちんと身につけていくだけで、どれほどの高みに至れるのかって想像したらワクワクしてきませんか?

今まで見えなかったものが見えるようになり、想像していなかった世界に自分が既にいたって気づくなんて面白い体験だと思いませんか?

「あなたは指板の上に並ぶ音が見えるようになれます。」

もう何年も前にブログの説明に書いた文ですけど、やっとここまで辿り着けました。
更新が遅くて本当に申し訳ありません。

やっと、やっとこの言葉を実感してもらえるところまで来れたのではないかと思います。

辛抱強くお付き合いくださって本当にありがとうございます。

本編もやっと本格的になってきました。

これからも、この調子で時にグダグダに、時に驚きとワクワクにみちた感じで楽しくみなさんと一緒にギターや音楽を楽しんでいきたいと思います。

では、次のトピックでお会いしましょう♪

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