同じ運指でオクターブをつなげる方法

新しくなった「TAB譜にさよなら!」は、いかがですか?

のんぎぃー改め、Riocatoです。

あ、でもお好きな方、呼び慣れた方で呼んでいただいて大丈夫ですからね。

これからはこちらで新しいトピックをお届けしていきたいと思っていますので、ぜひお楽しみくださいね。

さて、前回のトピックでポジションの水槽から飛び出して、水槽が浮かんでいる川へ飛び石を渡っていけるようになりました。

前回と言っても去年の冬の話ですが…。
>>「「基本」と「基本」を組み合わせると凄いことに!」

お気付きの方も多いかと思いますが、前回のトピックで飛び越えたのは左右のポジション間の水槽の壁だけで、音域の壁に関しては変わらないまま、1オクターブの中の話でしかありません。

水槽の壁を乗り越えて大河に出られたは良いものの、この幅広い大河を向こう岸まで渡っていく飛び石をどうやって見つけたら良いのでしょう?

横につなげられることは分かった。
縦に動くことは巷にあふれるスケール表で慣れている。
(もちろん、Riocato/のんぎぃー流のやり方で縦方向の飛び石も順を追ってお話しさせていただきますから楽しみにしていてくださいね。)

でも、自由というにはまだ足りないですよね。

将棋で言うところの、飛車(縦横に際限なく動ける)だけでは片手落ちなんですね。

助さんと言ったら角さんがいるように、ゴホンと言ったら龍角散というように、将棋を指される方には飛車と言ったら「角将」が対に思い浮かぶのではないでしょうか。

そう、縦横だけではフォローしきれない部分となる斜めの部分も網羅していくことで、音の大河から音の海へと自由に飛び石を広げていけるようになれるんです。

実は、今まで扱ったトピックで培った知識だけでも既に多少は斜めに繋げることができます。

今日は、同じ飛び石グループを使って斜めに指板を渡っていく方法をお話ししたいと思います。

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2オクターブをほぼ同じ運指で繋げる方法

1オクターブでポジションを横に展開できるようになれたら、次はもう少し飛び石の範囲を広げていきたくなりますよね。

今回は、今までのトピックで身につけた知識を組みあわせて2オクターブを使いやすく繋げてみたいと思います。

同じ運指でオクターブ上にも展開していけるというのはとても便利なことですので、興味があったらぜひ試してみてください。

基本的な考え方は、同じ飛び石の並びを斜めに2つ分繋げる感じです。

major-scale-6thstring
6弦ルートポジションと

major-scale-4thstring
4弦ルートポジションを

major-middlefinger-2octave-6&4strings
こんな感じで繋げれば、はい、2オクターブの飛び石の出来上がりです!

これは6弦ルートポジションの終着点の1と4弦ルートポジションの出発点の1をどう扱うか、どうやってポジションを切り替えるがポイントです。

鍵を握っているのは、このラインです。

key-line

人それぞれでいろいろな方法があると思いますが、僕はこんな感じでポジションを切り替えています。

#1 いきなりポジションチェンジ

上昇する場合は6弦ルートポジションの7は薬指で、そして次の1で中指に切り替えて4弦ルートポジションに突入するというイメージです。

下降する場合は4弦ルートポジションは普通に降りてくると3−2−1が、人差し指ー小指ー中指になります。その後、6弦ルートポジジションの7−6を薬指ー人差し指とすることでポジションを切り替えています。

#2 人差し指スライド

上昇する時に6弦ルートポジションの6を人差し指で抑えた後、その人差し指を7までスライドして音を繋ぐと次の中指が自然と4弦ルートポジションの1になります。

下降する時は4弦ルートポジションの1を中指で抑えた後、6弦ルートポジションの7を人差し指で抑え、そのまま人差し指で6までスライドします。

#3 小指スライド

6弦ルートポジションから上昇して4弦ルートポジションの1を小指で抑えた後、その小指を2までスライドしてポジションチェンジします。

下降する時は4弦ルートポジションの2を小指で抑えた後、1まで小指でスライドすると6弦ルートポジションにチェンジしています。

この3通りのポジションチェンジのやり方に慣れると指板の上を横に自由に繋げていけるようになるので、この機会に取り組んでみてはいかがでしょうか。

慣れないうちは大変かもしれませんけど、ゆっくりとメトロノームに合わせて根気よく繰り返していると自然と体に染み付いてきますから、焦らずに気長に取り組んでみてくださいね。

やっていくうちにきっとできるようになりますし、ある日突然アドリブの中で”すっ”とポジションチェンジができたりすると「オォッ!」と嬉しくなっちゃいますよ。

ぜひぜひ、その楽しい瞬間を味わってもらえたらなぁと思います。

ちなみに、5弦ルートポジションと3弦ルートポジションはこのようになります。

major-middlefinger-2octave-5&3strings

人差し指スライドと小指スライドが使いにくくなりますけど、使う指を入れ替えるよりは同じ指づかいで対応する方が実際の演奏では混乱が少なくて使いやすいのではないかと思います。

#1のいきなりポジションチェンジを使う場合は3弦ルートポジションの「1−2」は「人差し指ー薬指」が使いやすいと思います。

初級ギタリストさんの中には音を横に繋いでいくのが苦手な人も多いと思うんですけど、このトピックでポジションチェンジの感覚に慣れ親しんでもらえたら嬉しいです。

でも、これらはあくまでも僕はこうしてますよという参考例に留めておいてもらって、後々には自分自身のやりやすい方法を見つけていってもらうのが良いと思います。

人それぞれ体のつくりは違いますから、あなたの体にあった弾きかたがあると思います。

それが見つかるまでは、こういう方法もありますよって感じでいかがでしょうか?

さて、異なるオクターブを繋げることができるようになったということは…

実は、この2オクターブを繋げる方法をさらに繋げると6弦から1弦へと飛び石をつなげていくことが可能で、完全に向こう岸まで渡ることができるんです!

3octave

じゃじゃぁぁ〜〜〜〜ん!!!!

どうです?

今まで覚えてきたトピックに、ほんのちょっと組み合わせ方をプラスしただけで、こんなに使える音が増えてしまいましたよ!

そう、これはあなたがもう使えるようになる音の数なんです。

いきなり世界が広がったような気がしませんか?

これがシンプルなオクターブでできているなんて信じられますか?

でも、嘘じゃないんですよ。

4弦ルートポジションから2弦ルートポジションへのチェンジは今まで通りのことをすればいいので、そんなに苦労はしないと思います。

たった1つの運指を覚えることで、横につなげたり、オクターブを行ったり来たりしたり、6弦から1弦まで使うことができるようになれたりするなんて、とってもお得だとは思いませんか?

複雑なことをたくさん覚えるのは難しくても、いくつかシンプルなことを覚えて、その組み合わせ方を工夫することでここまで使える飛び石を増やすことができました。

複雑に並んだ飛び石の配置を全部覚える必要はなくて、1オクターブ分を覚えておけば十分に実際の演奏やアドリブで使えます。

メトロノームに合わせてゆっくりゆっくり確かめてみてくださいね。

さあ、「TAB譜にさよなら!」記念すべき引越し後のトピック第一弾は、「同じ運指で2オクターブを繋げる方法」でした。

「指板に並ぶ音が見えるようになる」ってだんだん実感してもらえるような内容になってきましたね。

次のトピックでは、メジャースケールを違う運指でアプローチしていきたいと思います。
楽しみにしていてくださいね。

では、次のトピックでお会いしましょう♪

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