オクターブ記号で読みやすく♪
みなさん、こんにちは~♪
前々回のプロレス中継覚えてますか?
実はですね、その放送では取り上げられなかったんですけど、
プロレスの試合で良く見かける光景があるので
ちょっと補足という事でトピックで取り上げてみますね。
プロレスってロープが張られたリングの中で
鍛え上げられた肉体がぶつかりあう格闘技ですよね。
でも、時々ロープの外で闘う「場外乱闘」を
見かけたりしません?
あれって確か20カウント以内に戻って来れないと
場外負けになってしまうんですよね。
「外でばっかり闘ってないで、早くリングの中に戻って来い!」
っていうルールなんですね。
場外で闘われたら会場で見ている人にとっては
見にくいったらありゃしないですよね~。
テレビで見ている人にはイイかもしれませんけどね。
やっぱり、ライトに照らされたリングの上で
激しく技を掛け合う姿が見たいですよね。
五線譜を見ていても場外に飛び出た音は読みにくいですよね。
昔の人もやっぱり同じように思ったようで、
場外に飛び出た音を五線譜の中に戻して
読みやすくするルールを作りました。
みなさんも何回も目にしていると思いますよ。
ほら♪
これはオクターブ記号と呼ばれるものです。
この記号を使って表記する事によって
五線の外にはみ出た音を
オクターブ下や上に移動させて五線の中に書いて
楽譜をシンプルにして読みやすくする事ができます。
ギターの楽譜では下のオクターブ記号は
そんなに見かけないかもしれませんが
ギターソロの盛り上がり部分では
上のオクターブ記号を良くみると思います。
こう書かれているものは
こういう意味です。
こうなります。
これで五線譜の表記も随分とスッキリすると思います。
こういう記号ってなんか生活の知恵っぽくないですか?
ちょっとの工夫で読みやすくなるんですから、
これを考えた人ってなかなかのアイデアマンですよね。
さて、次回は今日のトピックでちょっと触れた
「オクターブ」を解説してみたいと思います。
楽しみにしていて下さいね~♪
今日の一言
「はみ出ても オクターブ記号で 整える
枠に収めりゃ こっちのもん♪」
by ところてん職人の岩さん
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