D.S.とD.C.の補足事項
今日のトピックは「D.S.やD.C.後のリピートマークの補足事項」です。
*リピートマークはD.S.やD.C.よりも優先される。
*リピートマークはD.S.やD.C.後も有効。
この件に関しては僕の理解が一転二転していてその度に修正しており大変申し訳なく思いますが、2015年11月29日の修正時点では、このように僕は解釈しているとお考えください。
正解と言い切るには僕の理解がそこまで及んでいませんので、あくまでも参考程度にとどめておいていただければと思います。
D.S.やD.C.の後のリピートを確実にするために強調したい時もあります。
大抵の場合、こんな注意書きが使われます。
【どの記号】の後で【どう】処理するのか?
反復記号は「D.S.」と「D.C.」です。
処理方法はリピートありなら「Repeat」、
リピート無しなら「Straight」(ストレート)です。
その組み合わせは4種類。
【D.S.の後にリピートあり】
「D.S. Repeat」
【D.S.の後にリピート無し】
「D.S. Straight」
【D.C.の後にリピートあり】
「D.C. Repeat」
【D.C.の後にリピート無し】
「D.C. Straight」
どのように表記されるかは、こちらを参考にして下さい。
ー>「D.C.とリピートどっちが先?」
そして、この補足説明が無い時でも
原則として反復後のリピートは有りと考えて良いと思います。
ですが、楽譜を渡されたら念のためにその楽譜を用意した人に
きちんと確認しておく事をお勧めします。
あるいは実際の音源を聞いて確かめるのも良いと思います。
どちらにしても、演奏に望む時には
疑問を持たないで済むようにしておく事が大切です。
事前に準備をしっかりとしておくと
本番が楽になりますから
こういう細かい事でも気になったら
確認する習慣をつけておくと良いと思いますよ。
それでは、次回のトピックでお会いしましょう~♪
今日の一言
「結局は 白黒つかない 人の世よ
芸術ならば なおさらだ」
by 近代芸術評論家 知津高振世(しつたか ぶりよ)
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