第六感で新しい感覚(間隔)を身につける!
みなさん、こんにちは。
Webの世界の隠れキャラ、のんぎぃーです。
…おかしいなぁ、本編が復活したはずなのにやっぱり更新ができていないじゃないですか。
あぁ、ダメおやぢ…。
落ち込んでもいられないので、強引に立ち直ります!
そうそう、先日はオヤジバンドとは別のバンドで(ベースで参加しています)Long Beachにあるギャラリーで演奏をしてきました。
このバンドは3月ぐらいに正規メンバーとして友人に誘われたのがきっかけで、メンバー間の息があうまで数ヶ月間リハーサルを重ねていました。
準備もそこそこにできてきて、そろそろ人前に出ていこうという事になり、7月に入ってから昨日で4回の演奏というふうにオヤジバンドとは対照的に演奏を主体とした活動をしています。
最初の頃は久しぶりのベースの演奏に力加減が掴めず、途中で腱鞘炎が発症してしまって危険な状態でしたが、今後は力の抜き加減を常に意識しつつ、アンサンブルを楽しんでいけたらいいかなぁと思っています。
VocaloidサークルもAnimeExpoでの出店&CD販売を実現させたことで、何か手応えを感じたようで今後どういう風に展開していくか楽しみです。
さて、僕の近況報告はここまてにして、今日のトピックに入りましょう!
6度音程
インターバルのお話も後半戦に入って来ましたね。
宇宙にみなぎるフォースのお話、5という数字に込められた熱い正義の想いとパワーについて語らせていただきました。
外の世界へ意識を向けることはもちろん大切ですが、それと同様に自分達の内面を静かに見つめるのも、音楽家として欠かせない大切な大切な要素だと思います。
今日はそんなお話に触れてみたいと思います。
宇宙はマクロコスモス、人はミクロコスモスだという言葉をどこかで見かけた気がします。
宇宙は謎と神秘に満ちていて、いつも無限のロマンに満ちています。
そして、それは1人1人の人間も同じで、自分自身を理解することが全体を理解することに繋がるのだ……というような話だったような気が……しないこともない…です。
要するに、こんなことだったんじゃないかなぁと。
みんなどこかで繋がり合っていて、そうやって宇宙とも繋がり合っているんだよ。
みんなが宇宙の1部分なんだから、その1部分をきちんと理解することが宇宙を理解することになるんだよ。
答えなんてどこか遠いところにあるんじゃないんだよ。
あなたの中に最初っから答えがあるんだよ。
答えを見つけたれば遠くに行く必要なんかないから、自分を深く深く見つめてみなさいな。
あなたの中に広がる無限の宇宙に出会うことができるって。
あら、不思議。
自分の中を探していたつもりが、いつの間にか外の宇宙に辿り着いちゃうなんて。
宇宙に区切りが無いように、本当は僕達1人1人にも区切りなんて無いんだよ。
僕らはいつも繋がり合っていて、1つなのさ。
…かなり強引にまとめていますが、のんぎぃ~的解釈ということで♪
みなさん、自分の中の宇宙を感じていますか?
なんか...うさん臭い表現ですねぇ。
じゃぁ、こう言い換えてみましょう♪
自分の中に、まだまだ自分も知らない何かが秘められているんだって思えますか?
目で見ようとしても見えないことってありますよね。
目に頼っていると、大変です。
目って、錯覚を起こしますからね。
目から入る情報を頭で判断していると理解できないことも多いんじゃないでしょうか。
音楽はやっぱり耳と心で感じるものですよね。
時には目を閉じて、1人で静かに心の声に耳を傾ける時間を持つのも音楽家にとっては大切なのではないかなぁと思います。
でも、耳には「そら耳」があるんですよね。
あれ? 今何か聞こえなかった!?
…あ、ベタですね。 まぁ、夏の風物詩ということで♪
そういえば、僕が中学生ぐらいの頃にレコードに聞こえるはずのない声が聞こえるなんて噂がよくありました。
先日、LAの音楽シーンで活躍しているドラマーさんにそんな話を聞いて思い出してしまいました。
なんでも、LAのどこかのレコーディング・スタジオ(名前は忘れてしまいましたが)では、あの世界を魅了したカーペンターズのシンガー「カレン・カーペンター」の霊が現れるそうです。
スタジオの従業員やミュージシャンの間では珍しいことではないらしく、そのスタジオには彼女のために大きな水晶玉が飾られているのだとか。
レコーディング中にカーテンの影から、そっとレコーディングの様子を覗いているみたいです。
あんなに世界中に愛されているシンガーなのに、まだ成仏していないんでしょうか。
もっともっと歌を歌いたかったのかなって、そんな気がします。
もしかしたら自分の想いを託せる人が来るのを待っているとか?
もし、声が聴こえるものならお話だけでも聞いてみたいものです。
人間には五感を超えた知覚力、第六感がありますからね。
耳では聴こえなくても、そっちの感性が磨かれれば新しい世界の扉が開かれるんじゃないかと思うんです。
でも、そんな能力があっても、その使い方を誤ると危険でしょうし、変な人だと思われてしまうでしょうから、凡人の僕にはそっち方面の力が閉ざされていて良かったなぁ~って思います。
だってね、ハーレイ・ジョエル・オスメントが演じたシックス・センスの少年のように、いきなり見たくないものを見せられたら心臓がもちませんもんね。
力があるばかりに、成仏したい霊がどんどんやってきてしまう。
それに力があるからって、それに対しての理解や責任がないと正しい使い方もできないでしょうし、それを学ぶのも大変な道のりだと思います。
便利な道具だって、きちんと使い方を心得ていないと危険ですもんね。
ナイフを持った時に、人を喜ばせる料理を作るための道具と見るのか、人を傷つける武器と見るのか...
力を過信したり、自分は特別な存在なんだって勘違いして変な方向に行ってしまう人だって少なくないでしょうし。
あの少年もブルース・ウィルス演じるドクターとの交流の中でそういう自覚を養われたのでしょうし、そのドクターだって自分が教える立場だと思っていたのに、自分が気づいていなかった事を自覚するようになったり。
あの映画を見た時にふと思い出した事なんですけど、人間って自分が思い込んだように世の中を見てしまう傾向が強いみたいですね。
生きている間も、死んだ後も。
それって、思い込みに振り回された人生を送っているってことなんじゃないでしょうかねぇ。
結局僕らは完全な存在じゃないってことなんでしょうね。
全く、困ったもんです。
でもまぁ、不完全な存在ならではのドラマが楽しめるということで、それはそれでオッケー!ということにしておきましょう♪
シックス・センスも不完全な存在同士の心の交流のお話でしたもんね。
そうやって、不完全な僕らは理解を深めるために支えあって生きているのではないでしょうか。
そう考えると、不完全ならではの美しさや、優しさってものを感じられませんか?
素晴らしきかな、不完全♪
そんな訳で、6度も不完全音程です。
って、そこかいぃぃ~~~~~!!!!!!
いつもながらの強引な前フリ、無茶苦茶なこじつけ。
はい、相変わらずの、のんぎぃーです。
いやぁ~、でもね、6度の音程ってとっても美しいと思うんですよね。
僕自身が6月生まれからなのか、この数字には何か特別なものを感じます。
ほら、6月6日ってUFOが落っこちた日じゃないですか!
(by ドラえもん絵描き歌より)
やっぱり、宇宙の神秘が秘められているのかもしれませんね。(by 勝手な思い込み)
さて、そんな6度の開きを指板の上で確認してみましょう。
あららぁ~、結構開いていますね。
宇宙の広さを物語っているようです。 (しつこいぐらいに思い込み)
こんなにポジションが離れていると同じ弦上で使うのは無理がありますね。
じゃぁ、隣の弦同士はどうでしょう?
うぅ~ん、やっぱりこれも無理がありますね。
チャック・ベリーのような50’s Rockのバッキングでしたら、こういう感じで5thと6thを行ったり来たりするのも部分的に出てきますけど、いっつもこんな押さえ方をしていたら、指の関節がおかしくなってしまいそうです。
こんな感じですね。
Gは5度、Aは6度です。
これにAの半音上のBbを加えたら、そのままロックンロールですね。
ちなみに、抑え方としてはCが人差し指、Gが薬指、AとBbが小指なのが一般的だと思います。
なるほど~、あのフレーズはRootと5thのパワーコードの5thが6thやb7thに動く事で生み出されるものなんですね~。
音楽理論が分かってくると、こうやってフレーズの理解が深まるので楽しいですよね。
それにしても、手が小さかったり、指が短かったりするとキツいフレーズですねぇ。
毎日ストレッチをしておくことで、ある程度はカバーできる範囲も広がりますけど、無理は禁物ですよ!
ストレッチは、焦らずじっくりコツコツと、弱火で肉を煮こむように、毎日トロトロといきましょう。
強火で焼くと表面ばかり焦げて、中は生のまま、レアなステーキの出来上がりですからね。
弱火には弱火の良さがあって、逆に、強火ではできないこともあるんです。
弱いからダメ、強いからカッコイイっていう単純なものではないんですね。
弱さがあるからこその表現力、強さがあるからこその説得力です。
そのあたりも不完全な者どうしの補い合いがドラマを生むのではないでしょうか。
特に10代20代の男性諸君、なんでも力任せにすればいいってものじゃないですからねぇ~。
偏った知識と思い込みで強引にいっても、それが喜ばれているかどうかは別問題。
彼女ができたら、そのあたりはくれぐれもご用心。
強さだけでなく、繊細さやしなやかさも大切だと思いますよ。
自分が良ければそれで良しなんてつまんないですよ。
相手を喜ばせて、それを一緒に自分も喜べる。
そんな度量のあるナイスガイになってくださいね。
音楽も一緒です。
自分が良ければそれで良し、なんて姿勢でいる人の音楽なんてつまんないですよね。
仕事も、恋愛も、人生も、音楽も、なんでも一緒ですね~。
おぉ~、恋愛だなんて言葉、「TAB譜にさよなら!」で出てきたの初めてじゃないですか?
僕自身、あんまりこの言葉を使うことも口にすることも無いですよ。
なにか、6って数字には女性的というか母性的なものを感じるんで、そのせいかもしれませんね。
心なしか、6度の響きってそんなテイストがあるような気もしますし…。
不思議なもんですねぇ。
そんな訳で、無理やり隣同士の弦で力技にたよるのではなく、ここは柔軟な発想で弦を1本飛ばしてみましょう。
こちらは3弦~6弦の場合の位置関係。
こっちは1弦から4弦の場合です。
お! なんかスッキリしましたね。
音の開きが感覚的に掴みにくくなると思いますけど、ギタリストはその試練を乗り越えなければいけません。
ギタリストならではの表現ができるようになる一方で、そのスキルを得るための理解や努力を要求されるのもまた事実。
シックス・センスの少年だって怖さを乗り越えたからこそ理解を得る事ができたんですから、僕らも理解を深めるためにはぶぅ~ぶぅ~言ってられません。
むしろ、それを楽しめるかどうかがギタリストとしての資質に関わってくるような気がします。
「好きこそものの上手なれ」って本当によく言ったものですよね。
どうせ避けられない道なら、いっその事どっぷりと浸かって楽しんじゃいましょう♪
習うより慣れろってヤツです。
頭で考えると大変かもしれませんが、体に覚えさせてしまえばどうって事ありません♪
ギターも自転車と一緒です♪
さぁ、続けますよ。
弦が1本飛びになっている6度音程。
これを同時に綺麗に鳴らすには、どうしても左手のミュートテクニックが必要になります。
3~6弦の低音弦ポジションではルートを押さえる中指の腹を間の弦に触れさせたり、6thを抑える人差し指の指先で間の弦に触れたりするのが一般的だと思います。
1~4弦の高音弦ポジションではルートの中指の腹でミュートして6thは薬指を立てたり、状況に応じて薬指の指先ミュートを使ったりするのもありではないでしょうか。
さてさて、これらは長6度(Major 6th)のポジションです。
この世には男と女がいるように、音程で長といったら短があるのはもう当たり前の事ですよね。
こちらが短6度(minor 6th)のポジションです。
6thの音が半音下がってますね。
理論的な解説はまた次のトピックで行う事にして、今回はポジショニングとどんな響きがするのか確認してもらえれば十分だと思います。
6度のハーモニーをつかえるようになると、
「お!このギタリストは知ってるな!」
な~んて思われちゃうかもしれませんよ。
いままでの3度、4度、5度はハーモニーとして使う時に隣同士の弦だけで鳴らせましたけど、こうやって飛び飛びの弦で鳴らすハーモニーもアリです。
宇宙も音楽も無限の可能性に溢れています。
「そんなのナシだよ!」なぁ~んて決めつけるのは、可能性に蓋をしているようなものですよね。
何が正しくて何が間違ってるかなんて時代と共に変わっていきます。
常識もモラルも考え方も国が変わればまるで違います。
大切なのは、あなたの心に何が響いているかなのではないでしょうか。
宇宙も音楽も、まだまだ僕らの知らない事だらけです。
それを発見していくのも、これまた楽しいモノですよね。
6thセンスや心の中に広がる宇宙への扉を閉ざしているのは、知らず知らずに子供の頃から蓄積された、あなたの思い込みかもしれませんよ。
それをほぐす事ができたら、きっとあなたの音楽も感動的に変化するはずです。
みんなで自由で柔軟、そして素直な心でいけたらイイですよね♪
そうしたら、僕達は新しい時代を作っていけるんじゃないかなぁ~なんて、のんきな僕は思っちゃってます♪
まずは6thセンスで新しい感覚(間隔)を身に付けちゃいましょう♪
さてさて、今日もお話が長くなってしまいましたので、今回のトピックはここまでにさせてもらいますね。
いつになるかは成り行きまかせですけど、また次のトピックでお会いしましょう♪
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