セブンスコードの鍵を握る7度音程
みなさん、こんにちは♪
未だに時間のやりくりに四苦八苦するタイムマネジメント初心者の、のんぎぃーです。
じっくりとトピックを書くような時間が作れないままでいますので、一時期のようなペースでの更新とはいかないのですが、出来る範囲で本編を書いていけたらと思います。
7度音程
さて、前回のトピックは6度の話でしたので、今回のトピックは7度になります。
(前回の本編が去年の8月ですか...酷いですね。)
7度も、2度3度6度と同じように「長・短」系の音程になります。
1度4度5度は完全系です。覚えてますか?
完全とか、長・短がなんのこっちゃ?っていう方はこちらをご覧下さい。
ー>「ゼロなのに1ってどういう事?」
ー>「半音と全音と隣の2度」
コードネームで◯7とか、セブンスコードっていう言葉を聞くことがあるかと思いますが、そのセブンスに関係してくる音程ですので意外と身近な音程かもしれません。
音の開きはこんな感じです。
こっちが長7度。
フレット11個分離れてますね。
1オクターブがフレット12個分なので、1オクターブより1フレット分(半音)短いと言っても良さそうですね。
オクターブって何?って思ったら、こちらをどうぞ。
ー>「オクターブは八っちゃんに学べ?」
こっちが短7度ですね。
こちらは10個分。
短7度は長7度よりも半音狭いですね。
これは長と短のお約束です。
ギターの指板の開きで見ると本当に長い短いの違いが分かりやすいですね。
6度音程の時点で隣同士の弦で無理があったので、7度音程でも隣同士の弦で同時に鳴らすのはちょっと大変です。
これを左手だけでカバーしろなんて、ちょっとキツイですよね。
6度音程の時にお話ししたロックンロールフレーズの中で5度ー6度ー短7度が出るときに使うぐらいじゃないでしょうか?
これですね。
サウンド的にはこんな感じでしょうか。
う~ん、50’sですね。
それにしても、チャック・ベリーって手がでっかいなぁ~。
このフレーズって完全5度、長6度、短7度の音程の関係を理解するのに便利なフレーズだと思います。
完全5度(P5)のフレット2つ分(全音)離れたポジションが長6度(M6)。
長6度から更にフレット1つ分(半音)離れたポジションが短7度(m7)。
どうです?
なんとなく感覚がおぼろげながら見えてきたような気がしません?
音の関係が分かりやすいのは良いのですが、このフィンガリングは疲れますね。
こういう特徴的な使い方をしなくていい場合は、6度音程と同じように弦を1本飛ばしてみましょう。
こちらは長7度。
うん、これなら使いやすそうですね。
ちなみにこの位置関係は6弦と4弦、5弦と3弦のペアの時の場合です。
4弦と2弦、3弦と1弦のペアの時はこうなります。
3弦と2弦の間だけ音程が半音狭く調律されているからこうなるって覚えていますか?
2弦~3弦間を挟む時は位置関係が1フレット分ずれると覚えておいて下さいね。
ちなみに、この2つを一緒にするとこんな感じになります。
お~、2オクターブ分のポジションが見えるようになりましたね。
Bと1オクターブ上のCとの音程が半音っていうのも分かりやすいと思いません?
*1オクターブは12フレット分、M7は11フレット分
12-11=1 1フレットは半音
足し算ばかりじゃなくて、時には引き算で考えるのって理解の役に立ちますね。
こちらは短7度の6弦と4弦、5弦と3弦のペアバージョンです。
セブンスコードに慣れているギタリストさん、この位置関係で何か見えてきませんか?
コードのことはよく分からんって方、まだコードの説明は「TAB譜にさよなら!」では先の話になりますが、この音の位置がコードの理解にとても役に立ちますから、覚えておいて下さいね。
こちらが4弦と2弦、3弦と1弦のペア。
2つあわせるとこんな感じです。
はい、今日はこんな感じで7度音程の指板上の位置関係のお話でした。
音楽マインドの大切な事柄は、脱線話で今まで色々と触れてきましたので、今までのトピックを読んで来て下さった方にはもう十分かもしれませんね。
これからはボリュームを小さくスリムにして更新の頻度を上げられるように頑張ってみますね。
それでは、また次のトピックでお会いしましょう♪
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