ミニマムセットの連結 その2 〜中指+小指〜

もう五月になるんですね〜。

初夏ですか〜。
過ごしやすくて、良い季節ですね。

日本の四季を想うたびに、いつかは日本に帰りたいなぁ〜などと望郷の念にかられるRiocato(旧:のんぎぃー)です。

日本はGWであちらこちらへ行ったりと賑やかな最中、こっそりとさりげなく、しれっと新しいトピックをアップしちゃいたいと思います。

ミニマムセットの連結 中指〜小指編

前回のトピックで身につけた「小指スタートのポジション」、覚えにくいうえに使いにくいと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、これを身につけておくと便利…いえいえ、「便利どころの話じゃないじゃん!」的な強力なギター弾きお役立ちのツールでして、その一端を今回のトピックで取り上げてみたいと思います。

前回のトピックをチェックされてない方は、こちらをご覧ください。
>>「ミニマム3点セット 小指スタートポジション

今までの流れですと、ここで同じポジション同士でオクターブ上に繋げていくんですけど、小指スタートのポジションでは実用的ではないので、それはしません。

「人差し指スタート」と「中指スタート」に比べて、一歩見劣りしてしまう「小指スタート」のポジションですが、じゃぁ、そんなに重要ではないのかというとそんなことはありません。

 

実は、この「小指スタートポジション」は繋ぎ役として欠かせない存在なのです。

前々回のトピックでこのようなお話をさせていただきましたが覚えていますか?
ミニマムセットの連結 その1 〜人差し指+中指〜

 

今回のトピックはこの続きになります。

せっかく頑張って覚えた「小指スタートのポジション」なのですから、早速他のポジションと組み合わせて、さらに頭にインプットして忘れにくくしておきましょう。

 

ミニマム3点セットは「人差し指スタート」「中指スタート」「小指スタート」の各ポジションの連携が鍵になります。

「人差し指スタート」と「中指スタート」の組み合わせは取り上げたので、今回は「中指スタート」と「小指スタート」を組み合わせてみましょう。

 

この中指ポジションの6弦スタートと

 

小指ポジションの4弦スタートを組み合わせると…

 

こうなります!

6弦から対岸の1弦まで渡りきりましたね〜。

 

続いて5弦から始まる組み合わせも見てみましょう。

中指ポジションの5弦スタートと

 

小指ポジションの3弦スタートを組み合わせると…

 

こうなります。

 

 

4弦から始まるとこうなります。

中指ポジションの4弦スタートと

 

小指ポジションの2弦スタートを組み合わせて…こう。

ちょっと窮屈な感じですけど、かなりハイポジションまで音をつなげていくことができました。

 

ここで思い出してもらいたいのが、中指ポジションの下には人差し指ポジションがつなげられるといことです。

つまり…

こうやって3オクターブを繋げることができるんです!
しかも1オクターブごとをそれぞれに区切って使うこともできます。

 

これがRiocato流ミニマム3点セットによるスケールの捉え方になります。

これだけの飛び石の配列を一度に覚えるのは大変ですし、まとめて覚えてしまうと反対に使いづらい部分も出てきます。

こうやってオクターブごとを分けて覚えながら組み合わせて使うことで、ポジションも覚えやすくなり、それぞれの音の位置関係も把握しやすく、一つ一つの音も意味を理解しながら使えるようになるのではないかと思います。

なかなか便利だと思うんですけど、どうでしょう?

一つ一つの小さな基本を大切にして、それを組み合わせることで自分自身の可能性を広げていくのって楽しくないですか?

一つ一つをコツコツ地道に積み上げて、気がついてみたら「あれれ!?」みたいなね。

先を見たら遠いなぁ〜なんて思っていたけど、振り返ってみたら「あぁ、こんなに歩いてきてたんだなぁ〜。もうちょっと頑張ってみるか♪」なんて感じで、何か人生に通じるものがありますね。

 

さてさて、次回のトピックでは3点セットの合わせ技をさらに進めていきたいと思います。

それでは、次回のトピックでお会いしましょう〜!

 

【おまけ】
前回に引き続き、またオリジナル曲の音源をYoutubeにアップしてみました!
よろしかったら見てやってください。

前回はRio&Shinshiでしたが、今回は自分の作品なのでRiocato名義となります。
そんなわけで、この作品では僕がギターを弾いています。
今後はインスト曲も手掛けていきたいと思っていますので、そちらも楽しみにしていてくださいね。

ではでは、次のトピックあるいは次の曲でお会いしましょう〜。