ミニマムセットの呼び名を新しく
気がつけば、もうすでに7月の半ばですね。
早い!今年もあっという間に半分が過ぎていたんですね。
去年は3月からあっという間に年末になってしまった印象があるんですけど、この調子だと今年は…。
歳をとると月日が経つのが早く感じると聞きますけど、40代半ばでもこんなにも早いのかと実感するものなんですね。
30代の頃にはそんなでもなかったと思うんですけどねぇ、50代60代になったらどれだけ早いんでしょう?
つい数ヶ月前には、数年前まで一緒にオヤジバンドをしていたメンバーが、赤いちゃんちゃんこの代わりに赤いギターを買ってもらったなんて話をしてました。
身近な人が60代になったって、何かこう時の流れを思わずにはいられません。
でも、60になったと言っても全然老けてなくて、むしろ僕よりもエネルギッシュ。
そんな好奇心旺盛な先輩を見ていると、自分ももっともっと音楽に励んでいたいなって思います。
僕が60になった頃には、それなりの人生の深みがにじむような曲を書いていたり、演奏したり、もしかしたら歌って誰かに聞かせてあげられたりしていたら良いなって思います。
そのためにも、今日もギターの勉強を進めていきましょうかね。
ミニマムセットをもっと使いやすく
Riocato流のミニマム3点セットのお話しをさせてきてもらってますけど、いかがでしょうか?
スケールが今までよりも身近なものになってきてくれているでしょうか?
先日、ミニマム3点セットをもっと使いやすくできないかなぁと考えていたところ、良いアイデアが閃きました。
僕としてはとても使いやすくなったと思うので、もしよろしかったら皆さんにも試していただけたらと思います。
今まで、3点セットのポジションは
「人差し指スタートポジション」
「中指スタートポジション」
「小指スタートポジション」
というような呼び方をしていました。
この呼び方を改めて、さらに直感的に使えるようにしたいと思います。
そこで、今回からそれぞれの呼び名をこう変えたいと思います。
「人差し指スタートポジション」は「人中(ひとなか)ポジション」
「中指スタートポジション」は「中小(なかこ)ポジション」
「小指スタートポジション」は「小人(こびと)ポジション」
ドドォ〜〜ン!!!
どうです!?
このネーミングセンスのダサさ!!
Ameblo時代から、この「TAB譜にさよなら!」をご愛読くださってる方の中には、「きたな、のんぎぃ〜!」とニヤリとされている方もいるのではないでしょうか?
いやぁ〜、サイトが引っ越してからRiocato名義で書いてますけど、中身は同じ人なんでこういうところは変わりませんね、やっぱり。(^^
さてさて、この新しい呼び名なんですけど、ダッサダサな名前かもしれませんけどね、意外や意外、これがとても機能的な呼び方なんですよ。
…もしかしたら、そう思っているのは僕だけかもしれませんが…。
いやいや、きっと便利だと感じてくれる人もいるはずだ…、いないわけがない…、いるかもしれない…、いるといいなぁ…、え〜っと…。
まぁ、多分使いやすくなると思うので、ちょっとその辺りをお話しさせてくださいね。
まず、「人差し指スタートポジション」改め「人中(ひとなか)ポジション」
このポジションは人差し指から始まって、オクターブ上の中指で終わります。
こういうスケールって、始まりの指は意識していても終点の指って意外と「あれ?どの指(どの位置)で終わるんだっけ?」ってなったりしません?
でも、こうやって始まりの指と終わりの指を一緒に名前で覚えてしまえば、なんとなくどんな飛び石になっているのか頭に浮かびやすくなると思いませんか?
あぁ、始まりの指の隣の指が終点ねって感じで、始めたは良いもののどう終わるんだっけっていう心配から解放されるのではないでしょうか。
次に「中指スタートポジション」改め「中小(なかこ)ポジション」
このポジションも名前そのままで、中指から始まって小指で終わります。
始まりの中指と終わりの小指の間に薬指がありますが、これがうまい具合に1フレット分の間隔を表してくれています。
そのおかげで、オクターブの位置関係がイメージしやすくなってると思います。(1弦2弦は1フレットずれてしまいますけどね)
最後に「小指スタートポジション」改め「小人(こびと)ポジション」
僕としては、今回の呼び方の変更でこのポジションが一番成果があったと思っています。
この小指から始まる飛び石って意外と覚えにくいんですよね。
使う弦も1本多いんで、「あれ、どこで終わるんだっけ」ってなりやすいし、前述2つのポジションとオクターブの位置関係が異なっているので、これまた覚えにくいという。
でも、こうやって「小人!!」と覚えてしまえば、もうどこが終点か、オクターブの位置関係はどうか、ふっと頭に思い浮かぶような気がしませんか?
さて、こうやって3つのポジションを見てもらいましたけど、始めの指と終点の指がパッと頭に浮かぶっていうのは強みになると思います。
始まりと終わりが分かれば、あとはそこをどうやって繋げていくかという話になりますよね。
それこそがスケールの考え方なのではないでしょうか?
この先、どんどん色々なスケールがあなたの前に現れてきます。
でも、始まりの音と終わりの音は変わりません。
途中の飛び石を少し動かしただけで違うスケールになっていたりします。
始めたは良いものの、先が見えない道に迷い込んだようなスケールの複雑さに戸惑うことがあるかもしれません。
でも、そういう時こそ、思い出して欲しいんです。
終わりは、そのポジションの名前を呼んだ時に、もう見えているんだって。
先が見えなかった道は、終わりがすでに見えていて、その間の道をあなたが自由に選べるんだってことを。
全部を律儀に弾く必要はないし、順番通りに弾く必要もありません。
そう考えると、スケールは道というよりも、遊び場のように思えてくるかもしれませんね。
あなたなりのスケールの遊び方を、あなたなりの音使いを、あなたなりの表現を、あなたの音楽を、あなたの音を、あなた自身を、ぜひぜひ楽しんでくださいね。
さてさて、この新しい呼び名なんですけど、それぞれスケール上昇時を基準にしていますので、下降するときはその反対の向きをイメージしてくださいね。
前回のトピックで3つの飛び石が輪になって繋がったお話をさせてもらいましたけど、今回呼び名が新しくなったことで、さらにイメージしやすくなりました。
「人中」ー「中小」ー「小人」ー「人中」ー
実際に、指板の上で確かめてみるとそれぞれのポジションがスムーズに繋がっていくことを実感してもらえるのではないかと思います。
どうです?
ポジションの名前を呼んだだけで、次のポジションの始まりや、そこへ向かう道のりが見えてくる気がしませんか?
1手先や数手先が見えているというのは、闇雲にに弾いていたり、手探り状態で弾いているのと違って、とても心強く安心感があるのではないでしょうか?
ぜひ、今後の音の冒険のお供にしてやってくださいませ。
さてさて、今回のトピックは、今まで使ってきた名称の変更のお話だけになってしまいましたけど、区切りがいいのでお話はこの辺りにしておいて、続きは次回のトピックで書かせてもらいますね。
予定では、タイトルは「虹の架け橋」(…何じゃそりゃ?)にでもしようかと思ってます。
さてさて、これから暑さが厳しくなっていく季節、夏真っ盛りですね。
今年の夏はどんな夏にしたいですか?
ぜひ、夏の日差しのようにキラキラと輝く日々をお過ごしくださいね。
それでは、また次回のトピックでお会いしましょう!
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