スケールが使いやすいCマイナー型
もう10月も終わり、ハロウィーンの時期ですね。
今年ももうこんな時期かと、去年以上の時間の流れの速さに戸惑ってしまいます。
今年の日本は激動の1年、まさに時代の変わり目にありますね。
つつがなく平和な毎日がいつまでも続いてくれることを願ってやみません。
さて、マイナー型のフォームも最後のCマイナー型にやってきました。
今回のCマイナー型のお話で、マイナーのCAGEDもひと段落です。
スケールが使いやすいCマイナー型
CAGEDの順でいったら最初に来そうなものですが、後回しにされていたCマイナー型がやっと登場です。
ちょっと見慣れない並びだと思いますけど、5弦ルートのマイナーテンションコードの基礎になってきますので、この機会にぜひ身につけてみて下さい。
では、早速Cマイナー型のコードフォームを見ていきましょう。
Cマイナー型のコードフォームはこのような音の並びになっています。
実際の演奏ではこの中から音を選んで使うことになります。
ルートは5弦のC、m3(短3度)がEb、P5(完全5度)がGになります。ルートがCだと分かりやすいですね。
Cマイナー型フォームの転回形
Cマイナー型コードフォームに含まれる転回形はこのようになっています。
【基本形】
このフォームの基本形はGマイナー型同様に覚えやすいですね。
【第一転回形】
この転回形も覚えやすくて使いやすいと思います。
【第二転回形】
Cメジャーの3度がフラットしたものだと覚えておくと、忘れても思い出しやすいですね。
Cマイナー型フォームと対応するスケール
このフォームはコードに対するスケールが覚えやすく、コードからスケールへの連携がやりやすいと思います。
理論の理解にも実戦での演奏にも役に立つので、ぜひ指に覚えさせて色々な場面で活かして下さい。
振り返ってみると、コードのフォームにも使いやすいもの使いにくいもの、スケールが使いやすいものとそれぞれに個性がありますね。
その個性を把握して、状況に応じて使えるようになっていくと演奏の幅の広がっていくことと思います。
そのためにも、コードとスケールがどのように同時に存在しているかを知っておくのは大切なことです。
知っている、知っていないで大きな違いになってきますので、時間がかかってもコツコツと覚えていくだけの価値がありますよ。
マイナーコード編終了
これでマイナーのCAGEDが揃いました。
マイナーコード編もこれにて終了。
次からはさらにコードとスケールの関係に踏み込んでいきたいと思います。
コードとスケールの関係が分かってくるとアドリブだけでなく、作曲やアレンジでも自由に音を選んで使えるようになりますので、プレイヤーの方だけでなく、シンガーソングライターの方にも役立ててもらえる内容になっていきます。
ぜひ楽しみながら覚えていって下さいね。
それでは、次回のトピックでお会いしましょう。
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