トライアドの種類 〜その2〜
前回のトピックではトライアド(三和音)の種類の解説、最小単位のフォームのお話をしました。
今回はその続き、実際の演奏で使われることの多いフォームをCAGEDシステムで見ていきたいと思います。
コードフォームはイラストに示された全ての音を押さえる必要はありません。
ルート、3度、5度が一つづつ鳴っていれば十分に成り立ちますので、場面や必要に応じて自由に音を選んで使ってもらえたらと思います。
【今回のポイント】
●5種類のトライアドの実践的なコードフォーム
●それぞれのコードフォームの使い方のポイント
C型トライアド
●2弦~5弦を主に使用するフォーム。
●2弦~4弦のミニマムなスタイルが使いやすい。
●1弦〜3弦はD型と共通
*このフォームのみ開放弦を含むものとオクターブ上のものを表記しています。
A型トライアド
●使う場面の多いフォーム。
●コードによっては1弦を抑えるのが困難なので、無理をして1弦を押さえなくても良い。
●1弦〜3弦も使いやすい。
●2弦~4弦はG型と共通
G型トライアド
●全ての弦を抑えるのが難しいフォームなので、鳴らす音を選ぶと良い。
●2弦~4弦はA型と共通
E型トライアド
●使いやすく多用されるフォーム。
●1弦~3弦、2弦〜4弦、1弦〜4弦など、色々と使いやすい。
D型トライアド
●4弦は省略されることが多い。
●1弦〜3弦はC型と共通
三和音はコードの基本
コードの基本となるトライアドの解説、いかがでしたでしょうか?
今後は4和音、テンションの解説へと進んでいきたいと思っています。
その際にも、三和音の知識が身についていると、少しの音を追加するだけで使えるようになるので、発展していくコードを覚えていくのもとても楽です。
この機会にぜひ指に覚え込ませてみてください。
次のトピックから4和音に入っていく予定ですので、コードの知識を深めていきたい方、お楽しみに♪
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません