音符の向きはどう決める?
今週のLAはもわぁ~っと暑いです。
ギターを練習していても汗ダラダラです。
クーラーをつければ良いんでしょうけどね、
カミさんが気に入っているバジルの鉢植えが
気温の変化にストレスを受けちゃうんじゃないかと...。
...って言うのは建前で♪
実はクーラーが苦手なんです。
クーラー病で何も出来なくなっちゃうと辛いですからね。
夏は暑いもんだ!
って言い聞かせて、人間の適応力に委ねてます。
音符の向き
それでは、今日も張り切っていってみましょう♪
今日のトピックは「音符の向き」です。
音符って上向いたり、下向いたりと
向きがコロコロ変わりますよね。
あれって、どうやって決まっているのか
気になった事ありません?
あれ、実はちゃんと決まり事があるんです。
楽譜を見てもらえると分かると思うんですけど、
低い音は音符が下向きで
高い音は音符が上向きになってるんです。
そう言われてみれば、そうだなぁ~って思いませんでした?
意外とそんな程度にしか気にしていないもんですよね。
読む人にとってはそんなものなんですね。
でも、楽譜を書く人にとっては
きちんと知っておくべきポイントではないでしょうか。
みなさんの中には、オリジナルの曲を書く人もいると思います。
これからオリジナルの曲作りをしていく人もいると思います。
自分の曲を楽譜に残す事は、とても大事な事です。
今は便利なソフトがあるので、
データを入力すれば自動で楽譜が出来上がりますけど、
自分で知っておく事に越した事はありません。
コンピューターが壊れたら?
停電したら?
メロディーを思いついた時に、紙と鉛筆しかなかったら?
軽くアレンジしたものを、その場で渡す必要があったとしたら?
やっぱり、自分の手で書けるというのは強みですよ♪
でも、このポイントを知らないまま書いた楽譜を
上級者さんに渡したりしちゃうと
相手を困らせることになっちゃいますからね。
この機会にきちんと覚えておきましょう。
さて、この音符の向きですが答えは単純です。
真ん中で分かれてるんです。
つまり....
第3線より下なら音符は下向き、
第3線より上なら音符は上向き
という事ですね。
なぁ~んだ、そんな事か♪
そんなの勿体ぶらなくても良いじゃないの?
そう思いました?
それじゃぁ、問題です。
第3線上の音符はどうなるんでしょう?
ほら、意外と盲点だと思いませんか?
結構、普段目にしているのに
知らない事って多いもんですよね。
人間って視界に入っていても、
その全てを知っている訳ではないんですね。
目に見えていても、見えていない事って多いんですよ。
それを素直に認められる人は成長していけます♪
知らなかった事に気づいたときが、知るチャンスです。
早速、その謎を解き明かしましちゃいましょう♪
その答えは!!!!!
どっちでも良いんです♪ (^^
あれ? なんか肩が落ちてませんか?
口が半開きになってますけど、大丈夫ですか?
まぁまぁ、まだ続きがあるんでズッコケないで下さいね。
さて、このどっちでも良いはずの音符の向きなのですが
実際には、こう使われるという傾向があります。
音符が連なっている時は、
上向きと下向きの音符の割合で決まります。
割合が同じ時は音の流れで決めます。
上昇しているときは上向き、
下降しているときは下向きになります。
などなど、こんな感じで使い分けられる事が多いです。
他にも、小節内でパートが複数に分かれていたり
クラシックギターのように
低音部と高音部が分かれている演奏では
第3線に関係なく、それぞれに音符の向きを分けて
パートの違いを見やすく表記します。
たかが音符の向きですが、
されど音符の向きですね。
この1つ1つの工夫が
楽譜を読みやすく理解しやすいものにしています。
楽譜は人に音楽を伝える為に発達したものだという事が
こういうところからも伺えますね。
数百年前に生まれた曲を現在でも聴く事が出来るのは、
このような1つ1つの工夫の積み重ねがあってこそのものなんですね。
僕らも音楽の歴史に関わっているのですから、
自分達の曲はきちんと楽譜にして残していきたいですね。
コンピューターのデータなんて
使われるプログラムが変わったら終わりですから♪
10年後もそのプログラムが、そのバージョンが
使われている保証なんて何も無いんです。
紙とペン....アナログかもしれませんが
とっても強力だと思いませんか?
それでは、今日はこの辺で♪
また次のトピックでお会いしましょう~♪
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